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そうべつへのいじゅう 

自宅前の景色(2019年12月撮影)

2019年12月15日~ - 引越し、そして移住生活の始まり

2021/03/19

2019年11月20日~12月15日 - 引越し準備と入居前チェック]からの続き

12月15日(日)、引越し当日、荷物の搬出は「15:30~19:00」の予定だったので、午前中に当日まで使っていた最後の荷物を梱包し、粗大ごみ処理の手配を済ませて待っていると、午後3時ころになって電話があり6時を過ぎるとのこと。漠然と6時ころまでには搬出が終わるものと思っていたのですが、6時過ぎから始めたのでは何時までかかるかわかりません。その夜は、T-CAT(東京シティエアターミナル)近くのホテルを6時に予約しているのです。東京での最後の夕食もどうなるか。

6時では遅すぎると不満を告げて電話を切り、することもないので家内と時間つぶしの散歩に出かけました。

30分ほど歩いたところでまた電話があり、トラックが手配できたのでこれから向かわせますと。6時を過ぎるというのは何だったのだ、と思いながらも急いで家に戻りました。

結局、4時ころから搬出を始めて7時前には3台のトラック(混載のため)に積み込みが終わりました。作業は丁寧で良かったのですが、最初の遅くなるという話がなければ。

最後まで慌ただしく、東京を離れることをしみじみと実感することもなく、

翌12月16日(月)、羽田から千歳へ。また、千歳のワークマンに立ち寄って家内用の防寒着などを購入しました。その夜は、湯人家泊です。これまで、どれだけお世話になったでしょうか。大女将さんは興味津々でいつもいろいろ話しかけてくれます。自治会の新年会も毎年、湯人家で開催しているようなので、またお世話になることでしょう。

翌12月17日(火)はプロパンガスの契約をして、ガスの開栓をしてもらい、新居での暮らしがスタートです。しかしながら荷物が届くまではキャンプ生活さながらです。

その夜、シャワーを使ったのですが、湯量が少なくシャンプーがなかなか流れません。家内は髪が長いのでお湯をためなければ流せないほどの水圧でした。シャワーが弱いというのはなかなかのストレスなので、翌日は湯人家へ日帰り入浴し、そのあとは毎日湯船にお湯を張って凌ぎました。

工務店に不具合ではないか確認してもらいましたが機器や設置方法に問題はないとのこと。設置した給湯器は貯湯式なので直圧式よりは水圧が弱いそうですが、弱いにも限度があります。結局、年が明けてから、工務店の負担で直圧式のものに交換してもらい(感謝です)、快適なシャワーになりました。

キャンプ用テーブルとディレクターズチェア
 

12月18日(水)、予定どおり午後2時ころ引越しトラックが到着しました。3台に混載されていたものが1台のトレーラーにまとめられていて、やはりバックで入ってきました。夕方までに無事に搬入と家具の組み立て、設置が終了しました。洗濯機の設置は翌日、別の業者がおこなうことになっています。

翌、19日(木)には外の灯油タンクの残量が1/5くらいになっていたので、給油に来てもらいました。368リットル入りました。これでどのくらい持つものなのかわかりませんが、これから寒くなっていくのでとりあえず安心です。

部屋を片付けていると、コープさっぽろの方が卵とか炊き込みご飯の素などの商品をお土産に持って突然訪ねてきました。コープに加入した7月から何度か電話をもらっていたのですが、引越し予定が決まらなかったので断っていたのですが。わざわざ挨拶のために来たのかと思っていたのですが、実は「トドック」の勧誘でした。「トドック」というのはコープさっぽろの宅配サービスで、カタログから注文書に記入して配達員に渡すと翌週届けてくれるというサービスです。生鮮食品から雑貨・衣料まで様々な商品を扱っているのでとても便利です。特に重たいものやかさばる物は運んでもらうと助かります。伊達までの買い出しに往復だけでも1時間かかるので、早速体験申し込みをしました。このサービスのおかげで買い物に行く回数が激減しました。野菜は道の駅や直売所で買って、鮮魚は店頭で、それ以外のものを「トドック」で注文することで、東京にいた時よりも便利で快適な生活です。

12月20日(金)、挨拶回り用に注文してあった日本酒が届きました。

近隣の方への挨拶回りで東京の地酒を渡そうということで、お気に入りの小澤酒造、沢乃井のお酒を調達したのです。東京で贔屓にしていた近所の酒屋さんに頼んで「蒼天 純米吟醸」に熨斗を付けて準備してもらいました。

その酒屋さんでは季節ごとに試飲会をおこなっていて、いろいろなお酒を飲ませてもらったり、つまみを食べさせてもらったり、お酒のことを教えてもらったりしていました。お酒を買うといつもおまけにおつまみをくれます。そこでお勧めだった季節限定の「しぼりたて 純米」がおいしかったのですが、注文しようと思った時にはすでに在庫がなく、かわりに「蒼天 純米吟醸」を手配してもらいました。このお酒もとてもおいしく、「東京にこんなおいしいお酒があるとは」と驚かれました(後日談)。

12月22日(日)、近隣の十数軒を訪ねてご挨拶をして回りました。最初に自治会長のところに行くと、自治会への参加は会費のこともあるので、新年度の始まる4月からのほうがきりがいいだろうということで、1月の新年会には参加しなくて良いということになりました。どこに誰が住んでいるのかもわからないので、そこから人づてにほかの家を訪ねていきました。小さな集落なのでみなさん移住者が来たことはご存じのようで、新年会を楽しみにしているようでしたが、参加しないことを説明すると、みなさん一様に残念がっていました。きっと新しい話題や変化を求めているのでしょう。私も残念ですが、4月の総会まで猶予ができ少しホッとしました。結局2~3軒の方にはお会いできませんでしたが、総会の時にお会いできるでしょう。

12月24日(火)、クリスマスイブにNTTフレッツ光の工事がやってきて、ブロードバンド開通です。([2019年11月19日 - 通信事情:光回線と樹木剪定の話])

小澤酒造 沢乃井 「蒼天 純米吟醸」
 

引越しのお祝いをオン・ザ「雪」で
 

あまりにも事がバタバタと進んだので、ほとんど誰にも連絡ができなかったので、年賀状で新年の挨拶とともに移住したことをお知らせすることになるのでした。

雪の家
 

雪山
 

雪かき
 

2階からの景色
 

新居での新年、正月早々、、、

年が明けて2020年1月2日の朝、キッチンの窓の外にキツネの姿がありました。新年のご挨拶でしょうか、。

5日(日)の朝、家内が洗面台のお湯が出ないことに気が付きました。水は問題なく出るし、キッチンや風呂のお湯も出るので、洗面台につながるているお湯の配管だけが凍結したようです。家全体はセントラルヒーティングで一晩中ある程度暖かくなっています。居間は早朝でも12℃ありました。こんな状況で凍結するというのは想定外です。家中の暖房を全開にして洗面所には電気ストーブを置き、昼過ぎにやっとお湯がでるようになりました。幸い水道管が破裂するすることはなかったので良かったですが、破裂するとかなりの損害です。

リフォーム時の配管工事に問題があったのだと思い工務店に確認したところ、その配管は以前からあったものをそのまま使っているとのこと。仕方がないので、それからは冷え込む夜はボイラーの温度を少し高めに設定するようにしました。

窓の外のキツネ(小さい!)
 

吹雪の日も郵便は届きます
 

いろいろなトラブルがありつつも、移住後の新しい生活が始まっていくのでした。

 

 

 

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