自宅前の景色(2020年7月撮影)
2020年09月17日 - スナップエンドウ
家内がスナップエンドウを食べたいというので、種を買ってきて4月29日にポット(苗を育てるプラスチックの容器)で育て始めました。初めてスナップエンドウを食べた時の感動が忘れられず、ぜひ新鮮なものをということで。
なかなか天気が良くならず気温も上がらなかったため、発芽はしたのですが菜園に移植できず、室内で栽培しているうちにひょろひょろと伸びてしまいました。5月24日にやっと3株を移植しました。改めて栽培方法を確認していて気が付いたのですが、1つのポットを2株ずつにするようですが、私は間引いて1株にしていました。そこで5月29日に追加で種を直播しました。気温が上がってきていたので後から直播したものも意外と順調に成長しました。
スナップエンドウ
豆は虫に食われやすいと聞いていたので、植え付け直後に防虫ネットで囲わなければなりません。背丈が高くならない野菜であればトンネル状の防虫ネットでよいのですが、買ってきたスナップエンドウはつるあり種で180cm位まで伸びるようなので防虫ネットの高さが必要になります。そして、つるを絡ませるためのあんどん支柱(3,4本の支柱に丸い輪が付いたもの)も必要になります。そこであんどん支柱と長めの支柱を使って、防虫ネットを筒状に設置しました。念のためネットの中には害虫を捕獲するための黄色い粘着シートも取り付けました。一部の害虫は黄色い色に集まるのだそうです。
成長したスナップエンドウ
順調に成長し白い花が咲いて豆が付きました。花が咲いてから1週間くらいで食べられる大きさになります。成長の速さに驚かされます。害虫の被害もなく、7月7日に4個、初収穫です。その後もほぼ毎日4~10本ほど収穫して8月中旬まで合計200本ほど収穫できました。朝採りのスナップエンドウは甘くてみずみずしく、ミニトマトと共に夏の朝の食卓を贅沢なものにしてくれました。これは来年も育てたいと思います。
初収穫
実は、最初の植え付けの際にポット2つ、2株が余ったので、試験的に柵の外側の庭に植えてみました。雑草が生えている場所で肥料も与えずにどの程度育つのかということと、害獣の被害があるのかどうかを確認したかったためです。
日当たりが少し良くなかったので成長は遅かったのですが虫の被害もなく、つるが伸びて花が咲きました。その花の一部を鹿に食べられてしまいました。そこで、軽く防虫ネットをかぶせてニンニクのヘタをネットに入れてぶら下げておいたところ、それ以来被害はなく、意外と順調に収穫できました。菜園のほうは8月月下旬には花がほとんど咲かなくなったので撤去したのですが、こちらは9月17日まで収穫できました。最後のほうは豆が1粒か2粒しか入りませんでしたが、甘くておいしかったのが意外でした。
庭のスナップエンドウと鹿除けのニンニク
鹿除け用防虫ネット
余った種をその辺に播くのもありかもしれません。成長する前に収穫すると豆苗としても楽しめますから。