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そうべつへのいじゅう 

自宅前、ホワイトアウト(2021年2月16日撮影)

2021年02月16日 - 謎の?冬の三景

2021/02/16

今日は台風並みの非常に強い低気圧のせいで北海道全域は暴風雪です。私の住むエリアでは積雪は多くありませんが非常に強い風が吹いていて、朝から地吹雪によるホワイトアウト状態です。明日くらいまではこんな感じが続くのでしょうか。強風による停電が心配です。こんな日は暖かくして家から出ないのが一番です。

そういうわけで、この冬に見た少し変わった景色のお話を、、、
 

謎の小動物

ある朝起きると粉雪が降っていてすでに20センチほど積もっていました。冷え込みが厳しかったのでふかふかのパウダースノーです。目の隅、窓の外で小さな黒い影が動いたような気がしたので目で追っていくと、黒っぽい小動物が真白でサラサラな雪の中を走っています。雪に潜って顔を出してあたりの様子をうかがい、また雪に潜りながら走っていきます。リスのように見えますが走る姿は不自然なほど長く見えます。エゾリスかもしれませんが尻尾のせいか、ものすごく長く見えます。雪の中から顔を出しているところは、プレーリードッグのようです。なかなか機敏に動くので写真に収めるのも大変でした。

秋に庭の木を登るリスを一度だけ見ましたが、我が家にとっては珍客です。特に餌を与えるわけでもないので、ときどき迷い込んでくる程度なのです。
 

 

謎の氷柱

雪かきをしているとき、裏庭に長い氷柱(つらら)を発見しました。普通の氷柱は屋根の雪が融けて滴り落ちるときに下に向かって伸びるのですが、それは地面から上に向かって伸びる氷柱で、鍾乳洞にあるようなやつです。

どうやらボイラーの排気口から出る水滴が地面に落ちて凍ることで伸びてきたもののようです。いつから伸び始めたのか、1メートル以上の立派なものだったので写真に収めようと思っていたまさにその日に、ガスの検針が来て気づかずに氷柱に触ってしまったためみごとに壊れてしまいました。それから2週間、やっとここまで伸びました。

 

謎の雪玉

夜の吹雪であたり一面がなめらかな白色に覆われた朝、ふと窓の外を見ると平らな雪原に30センチくらいの雪の玉があるのを発見しました。あたりに人はおろか動物の足跡もなく、ポツンと雪の玉が落ちているのです。まるで誰かが雪だるまを作りかけていたかのように。よく見るとまわりにもいくつかの小さな雪玉があります。どこかから落ちてきて転がったようにも見えますが周りにそれらしい木や構造物はありません。流れ星がたくさん落ちてきたような雰囲気もありますが、そんなわけありません。

調べてみるとこれは自然現象で雪まくりと呼ばれるもののようで、風によって地面に積もった雪がころがり、巻いたような形状になるようです。様々な条件がそろわないと見れない珍しい現象だそうです。

確かによく見ると巻いてあるように見えるし、転がったような跡も見えます。

なんとも不思議な光景です。

 

明日は無事に嵐が去ってくれることを祈ります。

 

 

 

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