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そうべつへのいじゅう 

自宅前の景色(2021年11月撮影)

2021年12月 - 移住して2年、3度目の冬

2021/12/30

北海道の壮瞥(ソウベツ)町で暮らし始めて2年が過ぎ3度目の冬がやってきました。あっという間に、というわけではなく、これまでいろいろあったので、年齢の割には長く感じる2年間でした。これはきっと脳が若返るほど刺激の多い生活だったからかもしれません。脳の一部は若返ったとしても、物忘れはひどくなる一方で、身体もそれなりに傷んできています。これまでの運動不足と不摂生がかなり効いてきています。
毎日、事故の無いようにと、いろいろな意味で無理をしない生活を心掛けています。
 

さて、11月30日、日本全国が暴風雨に見舞われたとき、このエリアも台風並みの強風が吹き荒れました。雪はそれほど降らなかったのですが、風で防風林が激しく揺れていました。心配で窓から外の様子ををうかがっていると裏庭の地面に大きな影が映り、家に向かってくるのが見えました。何か大きなものが飛んできたようですが、幸い家にぶつかる衝撃音はなかったので安心しました。影が向かっていった方角にある、トイレの窓から外を覗くと防風林が折れて家の横まで飛んできているではないですか。あと2メートル足らずでトイレ直撃で強風の中、家が大破するところでした。
 

トイレの窓から覗くとそこには倒木が!
 

あと2メートルでトイレを直撃!!
 

防風林が中ほどでポッキリ
 

意外とデカイ
 

今回は運良く無事でしたが、まだたくさん防風林はあるし、これから幾度も強風が吹くこともあるでしょう。いろいろと自然相手の心配事は絶えません。それでも、最近のニュースでよく聞くような事件からは遠く離れて、いたって穏やかで心安らぐ暮らしです。
 

今年最後の収穫をご報告しておきますと、11月に入ると気温が下がり霜が降りて、太陽の出ない日も多く、12月12日までにすべての冬野菜を収穫しました。今年は虫にやられて種を蒔き直したものが多く、大根や白菜などは期待したほど大きくならずに収穫することになりました。寒くなっても意外と虫は元気です。来年への教訓です。
 

収穫した大根と聖護院大根。大根はおでんに入れるととても柔らかくなり美味でした。聖護院大根は今年も期待したほど大きくはなりませんでしたが、薄くスライスして甘酢漬けにしておいしくいただきました。
 

最後に蒔いた大根は小さいまま収穫です。おでんにはちょうど良い大きさです。
 

小松菜(左の列)は大きくなりましたがホウレンソウ(右の列)は育ちが悪く小さいまま収穫です。
 

白菜は最初から防虫ネットをかけていたけれども意外と虫に食われてました。昨年ほどは大きくならず、収穫です。
 

虫食いの葉をむくと小さくなりました。
 

翌、12月13日には初雪かきをすることに。そして今年も雪の日が多く、すでに3度もお隣のブルドーザーに出動いただいています。そして昨年よりも寒い日が多いようにも思われます。それでも鹿やキツネは元気にやってきます。この先いろいろと思いやられます。なんとかこの冬も無事に乗り越えられることを祈っています。
 

今年は5月からリモートの仕事を始めたこともあって、菜園作業も手抜きが多く、開拓の進みも遅くなりましたが、来年はペースを上げて進めていきたいと思っています。

(体が動くうちに進めなければ、、、)

 

それでは、みなさま、よいお年をお迎えください。

 

 

 

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