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そうべつへのいじゅう 

自宅前の景色(2019年11月撮影)

2019年08月09日~22日 - 雑草との戦い

2020/06/28

2019年7月21日 - マンション管理組合の理事会]からの続き

8月に入っても新居リフォームのスケジュールが決まらないので、現地にしばらく単身で滞在して、直接打ち合わせをしたり、庭の手入れをしながら様子を見ることにしました。そして、お盆には高校のクラス会に参加するために釧路に行くことにして。

8月9日、千歳空港でタクシーに荷物を積み込み、スズキ自販に向かいました。近くまで行くと運転手がこの先どちらですかと聞くので、スズキ自販に、と伝えましたが、入っていいんですか、と。大きな荷物を抱えてレンタカー屋ではなく自動車ディーラーに行くことが理解できなかったようです。確かにそんな光景はアメリカ映画でしか見たことがありません。日本で車を購入するには車庫証明とかいろいろと手続きがあるので、現金で払ったとしても車を即日で手に入れることは不可能です。
さて、私は必要な手続きを済ませておいたので、整備されて、きれいに磨かれたジムニーシエラを受け取り、荷物を積み込んで壮瞥に向かいました。今回は新居から車で5分ほどの蟠渓温泉に宿泊です。
 

翌10日にリフォームの打ち合わせをしましたがスケジュールは未定のままです。

7月に契約で来た時には車で入れないほど私道に雑草が生い茂っていましたが、ある程度雑草を刈った跡があります。後でわかったのですが、隣の牧草地を刈りに来た時に雑草も刈ってくれたようです。それでも家の周りは雑草だらけなので手入れをしないわけにはいきません。

ホーマック(ホームセンター)で草刈り用の鎌と刈込バサミを購入しました。雑草は鎌があれば何とかできると思っていたのですが、考えが甘すぎました。鎌では太刀打ちできないほどの太さのヨモギ(ほぼ木の枝です)が多く、小枝の剪定用に買った刈込バサミで刈らなければなりませんでした。まずは玄関から始めましたが、刈込バサミでは玄関周りの雑草を刈るだけで、精一杯でした。

敷地の広さは約1,000坪あるのですが、母屋と納屋のエリアと作業車を乗り入れる私道を除くと、松林とさまざまな樹木や雑草が生い茂る庭となっていて、菜園ができるような更地はないのです。菜園を始めるためには、そのジャングルのような庭を開拓しなければなりません。何年も放置されていた庭なので樹木のほか、倒木や背丈を超えるヨモギ、巨大に成長したフキなどで鬱蒼としていて中に入っていくこともできないため敷地の全景も、中に何があるのかも全く分からないのでした。

ジムニーシエラと玄関前の雑草
 

雑草に覆われた裏庭
 

荒れ放題の前庭
 

ミントの群生
 

これはもう文明の利器に頼るしかありません。戻ってきたら草刈機を買うことを心に決めて、8/11(日)に毎年恒例の高校クラス会のために釧路に向かい、一週間後の8/18(日)に壮瞥に戻ってきました。その釧路への往復ドライブの顛末は、また別の話。

なんとか草刈機をジムニーに搭載
 

釧路から戻ったその足で伊達のホーマックに行き、エンジン式でチップソータイプ(ナイロンカッターではなく円盤状の刃がついたもの)の草刈機を買ってきて、翌日からまた雑草との戦いを再開しました。さすがに草刈機はすごい威力です。裏庭を端のほうからどんどんと刈って進み、不用意に細い木々を切断したり、木の幹を傷つけたり、岩にぶつかりそうになりながらも進んでいくと、だんだんと庭の景色がわかってきました。岩が配され、松や名も知らぬ木々が植えられていて、さぞや素晴らしい庭園だったのだろうことを思わせるものでした。これを手入れするのは大変なことです。2時間ほどして燃料が切れたときには手が痺れていて、その日は終了にしました。振動を吸収する手袋を使っていたのですが、気休め程度です。

草刈り準備
 

確かに草刈機は大したものです。それでもきりがありません。敷地は広いし、刈っても刈っても、またすぐに生えてくるでしょう。

高校のクラス会で、除草剤を勧められたのですが、菜園をするということで頑なに拒否したのですが、ここはひとつ妥協して、菜園から離れたところは除草剤で対処することにしました。

次は4リットルの噴霧器と農地でも使える除草剤を買ってきて、私道の周りや玄関前に散布していきました。あとは冬の雪がどれだけ雑草をやっつけてくれるか期待です。

除草剤散布準備
 

滞在の間、役場で水道使用の手続きをしたり、注文していた宅配ボックス付の郵便受けを設置したりと、移住の準備も進めました。

宅配ボックス付郵便受けの設置
 

8月22日、マンション管理組合の総会と輸出管理講座の講師の仕事があるため一旦、東京へと戻りました。次に壮瞥に戻ってきたときに、リフォーム前なのですが新居に滞在できるようにと、ハウスクリーニングを手配しました。汚れのほか蜘蛛の巣、虫の死骸など、あまりにもひどかったので、最低限の掃除をと。

車は千歳空港近隣の民間の駐車場に8月22日~9月17日の間、預けました。予約すると30日間まで3,100円(現在は値上がりしているようです)なのでかなりリーズナブルです。もちろん空港と駐車場の間は送迎してくれます。

次は家内と一緒に来てしばらく仮暮らしをしながら移住の準備を進める予定です。

草刈り後の裏庭
 

補足:

帰りの飛行機は2時間ほど遅れ、東京に到着した時に乗客全員に封筒が配られました。ANAのロゴ入り封筒には楕円形の穴が開いていて、千円札の野口英世の肖像が見えるようになっていました。

 

 

 

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