自宅前の景色(2021年4月撮影)
2021年04月26日 - 裏庭の開拓(2) ギンドロ編
次に気になっていたのは道路寄りのスペースに生えているギンドロ(別名ウラジロハコヤナギ)という木です。
道路にはみ出していた2本は、昨年、業者に伐採してもらったのですが(2020年08月20日 - 空師(そらし))他にもまだ太いものだけでも10本以上あります。ギンドロの葉っぱは裏が白くきれいなのですが、秋に葉が落ちると、辺り一面にティッシュが散らかっているように見えて汚らしいのです。木の幹も強風のせいかいびつに曲がっていて、景観がよろしくない。調べてみるとギンドロは、竹のように地下茎でどんどん株が増えていくらしいのです。手入れされずに放置されていたのでどんどん増殖していったのでしょう。北海道外来種リスト(ブルーリスト)でも「A3:本道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種」とされています。
道路にはみ出すギンドロ
春のギンドロ
夏のギンドロ
まずは大きく成長したギンドロをすべて伐採していきます。これまで雑草を草刈り機で刈っていた時に幼木なども一緒に切ってしまっていたのですが、下草が生えてくるとその切り株が見えなくなるので、踏んだりつまずいたりして大変危険です。そのためギンドロの伐採は上のほうで切って、切り株がはっきり分かるようにしました。切り株はいずれ安全なように処理することにして、とにかく成長を止めなくてはなりません。ちなみに、何度もつまずいて足を痛めたので、ジャングル開拓用に安全靴の長靴を購入しました。
ギンドロ伐採中
からんだギンドロの木
なんとか伐採
庭の端に生えたギンドロまでは50mと10mの延長ケーブルを使ってなんとか届きました。ほとんどのギンドロが曲がって生えていたり、他のギンドロの木と絡み合っていたりで伐採する順序が難しく、伐採しても思った方向に倒れなかったりで、結構、あぶなかしい伐採を続けていきました。
結局、太いもので20本くらい伐採したでしょうか。何とか芽吹く寸前に伐採することができました。まだ、少しギンドロらしき木が残っているのですが、あと一年様子を見て次に伐採する木を決めようを思います。
伐採後は枝を落して、太い幹は適当な長さに切り、枝を運んでシュレッダーにかけて、道に撒くという作業の繰り返しです。予定していた木々を処理するのに一週間ほどかかりました。
ギンドロ伐採後
その後も時間を見つけては、ギンドロの幼木を掘り起こしたり、丸太を運んで片づけたりと、結構時間がとられるのでした。