庭の案山子(2022年5月撮影)
2022年05月11日 - 春の山菜、タラの芽(本物)
2022/06/11
やっと雪が融けて山菜の季節です。今年も庭で行者ニンニクの収穫ができました。昨年、一昨年と「タラの芽」を収穫して天ぷらにして食したのですが、正直それほどおいしいとは思いませんでした。
しかし、昨年の夏、気が付いてしまったのです。それは「タラの芽」ではなかったことに。その木の幹はとげがあって、タラの木にそっくりで芽も似ているのですが、夏に茂った葉っぱは巨大なカエデのようで、タラの木とは全くの別物でした。調べてみると「ハリギリ」という木で、「タラの芽」同様に山菜として扱われているようです。有毒な植物じゃなくてほんとうによかった。
不格好なトゲトゲの木を、タラの木と信じて温存していましたが、さっそく伐採です。
昨年収穫したハリギリの芽
実は庭にはタラの木も生えていました。ハリギリよりも早くに芽を出すのでいつも採りそびれていて、そしてアリがたくさんたかっているのです。この木にだけアリが集まるわけがわかりました。こちらが「タラの芽」だったのです。
タラの芽
三脚を使って収穫
本物のタラの芽はこれだ!
タラの芽の天ぷら
今年はタイミングを見計らって、「タラの芽」を(初)収穫。
天ぷらにして食べましたが、やはりそれほどおいしいとは思えませんでした。「ハリギリの芽」よりは、えぐみがなくマイルドでしたが。
おいしい山菜はいろいろな食べ方がありますが、天ぷらにしなければならない山菜というのは、所詮そんなものなんでしょうね。