自宅前の景色(2022年6月撮影)
2022年06月その2 - ヒトデ原料の忌避剤
春になって小鹿が生まれたらしく、無警戒に家の周りに出現するようになってきました。家内が好きだというので玄関先にアジサイを植えていたのですが、小鹿に花芽が食べられているようです。そもそもアジサイは有毒なので食べられることはないと思っていたのですが、どうやら鹿は何でも一度は口に入れるらしく、ダメなら吐き出すようなのです。以前、未熟なトマトや万願寺唐辛子を食べられ、吐き捨てられていたことがありました。(「2020年10月03日 - 家庭菜園」)
畑作業や大工仕事など外で作業をするときにはインターネットラジオのradikoを聞いています。家のWi-Fiルーターが届く範囲内ならiPod touch(先日、ついに販売が終了した、iPhoneから携帯電話機能を無くした音楽端末です)で聞くことができます。朝のFM放送で害獣の被害を減らす忌避剤の通販コマーシャルをやっていました。撒いた翌日からイノシシや鹿の被害がほとんどなくなったとか、害虫が寄り付かなくなったといったことが報告されているとか。海のヒトデから作られているというその忌避剤は、ヒトデが自己防衛のために出す成分で外敵を寄せ付けないことに着目して作られたそうです。価格は通販の常ですが結構まとまった量なので、それなりのお値段ということで、興味はあったのですが注文するまでには至らず、いつも半信半疑で聞いているだけでした。
あるとき、DCMホーマック(ホームセンター)で、それとは違ったヒトデが原料の忌避剤を見つけ試しに買ってみました。小さい割にはいい値段だったので、とりあえず一つだけお試しで。不織布の袋に入ったヒトデの乾燥粉末は袋のまま設置してもよいとのことなので、アジサイの前にそのまま置いてみました。
翌日、見るとその黄色い忌避剤の袋は跡形もなく消えていました。辺りを探してみましたが見つかりません。食べられたのか、咥えて持っていかれたのか、鹿なのかキツネなのかアライグマなのか、はたまた猫なのか。まったく何の役にも立たず、1日で終了でした。いい値段だったのに。よりによって、まさか持っていかれるとは、、、
動物が好んで持って行ったのか、嫌って持って行ったのか、興味のあるところです。いずれ確かめねば、、、