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そうべつへのいじゅう 

自宅前の牧草地(2023年8月撮影)

2023年08月その2 - 還暦クラス会

2023/09/29

ほんとうに、自分が還暦になるとは想像もしていませんでした。先輩方が「もう還暦だよ」と感慨深げに言っていたときも、全くの他人事で気にもしていませんでしたが、いざ自分が還暦になってみると、もうそんなにきたのか、と不思議な気分です。自分はなんとなくもっと早くに死ぬのではないかという気がしていたのです。なので、これからは延長戦でおまけの人生なのです。童心に還ってやりたかったことをひとつずつ実現していきたいと思っています。

今年は4年ぶりに出身の釧路で高校のクラス会が開催されました。還暦クラス会です。これまで、COVID-19のために開催できずにいたのです。

ところで、話は逸れますが、なぜ日本ではいまだに「新型コロナ」という名称を使っているのでしょうか? 世界的にはずいぶん前から「COVID」と呼ばれているのに。そのくせ、変異株は「オミクロン」とか言って、全く意味が分かりません。どうでもいいことかもしれませんが、危惧しているのはグローバルから取り残されることです。海外の人と会話していて「COVID」と言われて理解できるでしょうか? 海外の人に「コロナ」と言って理解してもらえるでしょうか。まあ、私が個人的に理解していれば良いことなのですが。

さて、夏休みの時期は、田舎の釧路でも最近ではホテルの価格が高騰します。通常8千円程度で宿泊できるビジネスホテルが2万円をゆうに超えて、それでも満室です。幸い、早めにクラス会開催の連絡をもらっていたので、安く宿を確保できました。

8月11日(金・祝)の早朝から釧路に向かって車を走らせます。
甥っ子が釧路に新しくできた球場、ウインドヒルひがし北海道スタジアムで野球の試合をしているというので、そこへ直行です。実は和商市場で昼食の勝手丼を食べてからですが。こんな田舎には似つかわしくないほどの素晴らしい球場です。その日は釧路では珍しいほどの暑さの中、しばし観戦してかなり日焼けしました。

その夜は妹夫妻が居酒屋で還暦祝いをしてくれました。久々の居酒屋です。何年ぶりでしょうか。その居酒屋には運転代行サービスがあり、4キロ以内は無料で運転代行してくれます。なんと便利なサービスでしょう。これなら気兼ねなく車で飲みに行けます。公共交通機関が便利ではない地域には、これからはこのようなサービスが必要です。その代行の運転手というのが、若そうだったのですが、東京葛飾出身で(寅さんか)数年前に釧路に移住してきたというのです。前職で釧路を訪れて気に入ったとのことです。私にはまったくわかりません、どこに気に入る要素があるのか。夏に寒いというところでしょうか。それも変わりつつありますが。

妹夫妻に頂いた還暦Tシャツ
 

裏庭のBBQで着ていました
 

さて高校のクラス会ですが、いつも大変な目に遭っています。いい歳になってからはそれほど悪酔いすることはなくなったのですが、このクラス会だけは別です。ほぼ毎回記憶を無くしています。あるときは、ホテルのトイレで転倒して頭部を強打したり、チェックアウト時間を過ぎて寝過ごしてホテルの電話で起こされ、二日酔いのまま飛行機に飛び乗って(飛行機だけに)、東京までトイレに籠ったりと、いつも悪酔いしていました。そんなこともあって、前回(4年前)は飲む量をかなり頑張って抑えました。それでも、別なひどい目に遭ってしまいました。その詳細が、[2019年08月11日~18日 - 釧路への長距離ドライブ]で紹介したエピソードです。

その中では触れなかったのですが、釧路のコインランドリーの駐車場で停車中の車に擦ってしまいました。私は擦ったことに全く気が付かなかったのですが、その車に人が乗っており指摘されたのです。よく見なければ分からないほどの傷なのですが修理代を請求され、面倒に巻き込まれたくなかったので警察を呼んで保険を使いました。古い軽自動車で擦り傷よりも大きな錆があちこちに浮いているのです。自分だったら「いいよ、いいよ」というレベルです。本当に釧路は大嫌いです。擦った自分が悪いのですが。車は購入したばかりで保険には入っていましたが、夏休みだったため手続きのデータが保険会社まで届いていないということでした。保険は使えるけれども、その確認に手間がかかるという、何とも面倒な状況です。

それからのクラス会、そして帰路で財布を忘れて戻らなければならないという。まったく釧路に行くたびに面倒なことに巻き込まれます。本当に私にとって釧路は鬼門です。もっとも、これも自分が悪いのですが。

さて、今年はというと、ホテルをチェックアウトする日の朝から体調がすぐれません。釧路に着いた翌日くらいから違和感はあったのです。ホテルの延泊も考えましたが、ここで発症するとやっかいです。イヤな予感を抱えつつ、心配なので時短のために高速道路を使って帰路につきました。案の定、帰宅後に発熱し喉がひどく痛くなり、多分、COVID-19に感染したのでしょう。検査キットを買いに行くのも大変なので、それから2週間、自己隔離の生活です。2週間を過ぎても咳が治まらなかったので検査キットを買いに行って使ってみましたが、陰性でした。医者も薬の処方だけです。しかも咳止めが足りないので処方できないとか。家内には幸い感染しなかったようで良かったです。身体的には咳と喉の調子が悪いくらいの後遺症でしたが、生活的には大きな後遺症が残りました。それはまた別のお話し。そんなこんなで8月が終わって忙しい9月に突入です。いろいろとやりたかったこともできずに、、、

おかげで、枝豆は収穫時期を逸して、ほぼ大豆です。せっかく豊作だったのに。漬物用の白菜と聖護院大根も手入れできず、壊滅状態。

夏の収穫、巨大キュウリは採種用
 

枝豆は豊作だったのに、ほぼ大豆に
 

聖護院大根は辛うじて1つ生き残り
 

白菜は暑さのためにグッタリ
 

多分、釧路のクラス会に行くのもこれで最後でしょう。今度はみんなにこちらに来てもらわなければ。

 

追記:

クラス会でリクエストのありました過去のドキュメントへのアクセスは、アドレスバーに追加で「クラスの英語名称」を入れてみてください。

 

 

 

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