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そうべつへのいじゅう 

自宅前の景色(2022年4月6日撮影)

2022年04月08日 - 春がやってきました

2022/04/08

春がやってきました。それとは裏腹に、気分はどんどんと重たくなってきています。COVID-19に引き続いて、世界では不幸な出来事が続いています。本当に心が痛みます。とにかく悲しく、そして怒りがこみ上げてきます。遅かれ早かれこうなることは分かっていたはずなのに、経済優先でいろいろなことに目をつぶって、見て見ぬふりをしてきたことのツケがいっぺんにやってきたのだと思います。今こそ経済優先の考え(安ければいい、儲かればいいという発想)を改めて、いろいろなことをもう一度見直したほうが良いと思うのです。私にできることはあまりありませんが、このお話の続きはまた別の機会にしたいと思います。

それでも地球は回っています。私の住む地域は春がやってきたというのに、まだ雪がかなり残っています。去年の今頃(「2021年03月31日 - 雪融け」)はもう畑の準備を始めていました。

昨シーズンも雪が多いと言われていたのに、今シーズンの雪はそれを上回って格段に多く、まだしばらく残りそうです。お隣さんの重機での除雪も今シーズンは18回も出動してもらいました(昨シーズンは12回で、その前は2回のみでした)。本当に助けられました。
 

2022年4月5日撮影
まだ雪が残っています
 

2022年4月6日撮影
牧草地もまだ雪で覆われています
 

2月中旬には、納屋の前の屋根が雪の重みで崩壊しました。これは元々撤去しようと思っていたのですが、後片付けが大変そうです。

本当は改装してきれいになったところで納屋を公開する予定でしたが、一部崩壊してしまったので急きょ公開します。

トレイルカメラに崩壊の瞬間は写っていませんでしたので、崩壊前と後の映像をつなげてみました。
 

2022年1月4日撮影
雪が重くのしかかる納屋の屋根
 

2022年3月4日撮影
屋根崩壊
 

2022年4月3日撮影
 

2022年4月3日撮影
 

車庫の屋根にも50cm以上の雪が積もって柱がゆがんでいるように見えたので、万一のことを考えて車は車庫に入れず玄関の前に停めるようにしていました。車が使えなくなると命にかかわりますから。
 

2022年3月11日撮影
やっと融けてきた車庫の屋根の雪
 

庭の木々たちも湿った雪の重みでたわんだり、折れたり、落下したりと、ひどい有様です。

鹿たちは冬になって食べるものがなくなると、木の皮を食べます。あまり皮を食べられると木が死んでしまいます。何本ものオンコの木が被害を受けたので、柿渋を塗ってみました。それが効果があったのか、積雪がひどくなって雪深く歩きにくくなったためか、毎夜来ていた鹿も来なくなりました。雪に鹿の足跡がない平和な日々が1か月ほど続きました。
 

折れて落下した木の枝
 

鹿に皮を食べられたオンコの木
 

畑のアニマルネットは雪が降ってもそのままにしておいたのですが、何本もの支柱が折れています。雪のせいなのか鹿に体当たりされたのかは不明です。
 

畑の惨状
 

雪が融けてくると汚れた地面があらわになってくるので、少し気が重くなります。春だというのに。

国道を走る車から投げ捨てられた数えきれないゴミが顔を出してきます。ひどい状況です。ゴミが出るものを売った人にゴミを回収する義務を背負わせるわけにはいかないものなのでしょうか。売りっぱなしでゴミ箱も設置しないなどというのは無責任極まりないではないですか。それは道路に捨てろということでしょう。結局、経済優先、便利で儲かればよいのでしょう。捨てる人のマナーが悪いということもありますが、ゴミが出るものを作ったり売ったりする人のほうがはるかに罪が重いと思うのは私だけでしょうか。処分することもできない核のゴミがでるものとか、許されてよいはずがありません。紙や木など自然に還るものは良いですが、自然に還らないものはだめでしょう。

さて、雪融けとともにこういった対応しなければならない作業が一斉に押し寄せてきます。

まずは、現状回復です。散乱したゴミ拾い、崩落した屋根の片づけ、折れた木々の処分、ぬかるんだ道路をどうするか、寒さと風で破壊された蛇対策の刷新、などなど。

それが済んだら、新しい畑の作業と様々な工作のスタートです。畑の柵はすべて金網製に替えようと思っていたのですが、電気牧柵が手に入りそうなので、どう設置するか検討です。そして気になっている車庫の補強も考えなくては。

いろいろと仕事があります。そんな折、東京で輸出管理セミナーの開催が決まったので、資料をアップデートしなければなりません。本格的に忙しくなりそうです。

 

 

 

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