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そうべつへのいじゅう 

自宅前、朝靄(2022年10月撮影)

2022年10月その1 - 木工2022

2022/10/17

引っ越してきてすぐの頃、組み立て式の本棚や収納棚など数点を購入して、組み立てていると、家内が驚いているのです。「すごい、売ってるやつみたい」。いや売ってるやつだから。組み立てキットになっているだけで。東京で暮らしていたころは、何もしなかったので、こんなことができるとは思っていなかったそうな。それはやる場所も、やる必要もなかっただけで、、、すっかり見くびられていました。

組み立て図を確認中
 

(余談ですが、組み立てキットは、ぎりぎりの寸法のものを購入したので、完全に組み立ててしまうと設置スペースに入れられなかったものもあり、一部だけ組み立てて、設置してからそこでなんとか最終組み立てをしたりと、結構苦労して工夫して設置しました。そのため、たぶんもう取り出すことはできません。)

昨年は、木工のために丸ノコやサンダー(電動ヤスリ)、インパクトドライバーなどを購入し、2×4の木材でベンチなどを作りました。(「2021年07月 - 大工仕事」)

今年も、いろいろと作らなくてはと思っていたところに、家内から注文が入ってしまいました。作れることがわかってしまったので、簡単に注文してきます。その注文というのは着物を掛けるハンガーと衣文掛けです。浴衣などを洗って干すために欲しいのだけれども、売っているものは高いし使い勝手が良くないというのです。着物は丈が長いので高さは185センチ以上ほしいらしく、これが問題です。通常、木材は90センチが基本単位なので180センチのものでは足りなく、270センチのものが必要になります。そうするとジムニーには積み込めません。そういうことも含めて軽トラを買うことに。(「2022年06月-外作業と軽トラック」)

注文の着物を掛けるハンガー
 

衣文掛けと帯掛け
 

さっそく軽トラで材料の買い出しです。まず、OSBボード(Oriented Strand Board:木片を積層して接着剤で固めた板)を買って作業台を作りました。その上で衣文掛けの製作です。270センチの角材を購入したのですが、結局、182センチの角材を使い、2.5センチの角材を上部で渡す構造にし、さらに2.5センチ角の足をつけることで187センチの高さを出すことにしました。納得のいく出来ではないのですが、とりあえず使ってもらうことにしました。

270センチの角材も積載可能
 

OSBの作業台
 

裏庭で工作
 

出来上がり
 

つくづく自分でもイヤになるほど、やっつけ仕事が多く、仕上がりが雑なのです。結構、構造や組み立て方を考慮しているつもりですが、やってみると思った通りにいかないもので、どこかにズレやゆがみなどが出てしまいます。

それからやっと、作りたかったものに取り掛かります。準備や片付けのことを考えると、作業を続けている間は雨の日が入ってほしくないので、今年の天気ではなかなか作業がはじめられません。
 

早急に取り掛かりたかったのは玄関の蛇除け板です。もう、いつ蛇が出てきてもおかしくないシーズンです。昨年はプラダン(プラスチックダンボール)とビニールで玄関前を覆っていましたが(「2021年10月 - ヘビ対策とその後」)、ひと冬を越して太陽光と風雨/風雪でビニールははがれかけ、プラダンは変質して破片がボロボロと崩れてきています。

今年は軽トラがあるので、すべてベニヤ板で作り直しです。必要な寸法に切って、雨雪に耐えられるように塗装(これがまた片面ずつ塗って乾燥させるので、時間がかかるのです)して設置です。合わせて、プラダンで作ったストーブのカバーもベニヤ板で作り直します。

玄関廻りを塗装したベニヤでカバー
 

「ポチのいえ」と呼ばれるストーブカバー
 

ストーブにピッタリ フィット
 

ミニトマトの収穫までには作りたかった、ドライトマトを作るための乾燥箱も製作しました。

ドライトマトを作るための箱
 

ミニトマト乾燥中
 

構造用合板で作った玄関の収納棚

 

絵画を掛ける台(衝立にもなる)
 

和室用の棚、同じものを2台作りました
 

その後は各種収納棚を作って部屋を片付け、最後に追加のベンチ4台を製作して今年の工作目標は達成です。

これで、今年作りたかったもののほとんどを作ることができました。残りは来年の課題です。

ベンチ 大小 各2台
(小さいものはジムニーに積載可能です)
 

少し時間ができたら、納得のいっていない衣文掛けを、ほぞ継ぎ構造を使って作ってみたいと思っています。せっかく軽トラで長い角材を買ってきたので、それを使って190センチよりも高いものにしたいと思います。

 

【こぼれ話:電動カンナ】

あるとき、ご近所さんが使っていない卓上ノコと電動カンナをくれました。卓上ノコは切れる材木の寸法に制限があり、出番がなさそうですが、電動カンナは欲しいと思っていたところでした。使ってみると意外と扱いが難しく均一にカンナ掛けするのは至難の業です。特にまな板など板状のものはカンナの幅で段差になるので、平らにするのはほぼ不可能です。(この前、所ジョージが「世田谷ベース」で同じ話をしていました。)

悪戦苦闘していると、突然、黒い細かいものがブワッと舞い、一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、電源コードがカンナの刃に巻き込まれたようで、見るも無残な姿に。コードが切れたのでカンナは止まりましたが、自分では何が起こったかわからず電源を切ることすらできませんでした。反射神経が鈍くなっているようです。幸い人的被害はありませんでしたが、いろいろな意味でかなりのショックを受けました。

卓上ノコ
 

電動カンナ
 

破損した電動カンナ
 

いったい、どうしたらケーブルが刃に巻き込まれるのかわかりませんが、電動工具は本当に注意しなければいけません。

 

 

 

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